重要事項説明をしっかりチェックすることが大切です!
通常、購入申し込みを行ってから、一週間以内に売買契約を締結することになります。
大きな買い物となりますので、売買契約の流れをきちんと理解して、慌てずに商談を進めていくことが大切です。
購入申し込みを行う
購入したい物件が決まったら、不動産会社を通じて、売主様に書面で購入意思を示します。
次に、代金の支払い方法や物件の引渡しの時期、付帯設備の確認などの取引条件を確認しながら調整していきます。
最終的に決まった取引条件は「売買契約書」に記載されます。
大切な内容となりますので、少しでも疑問に思ったことや困ったことがあれば、お早めに担当エージェントにお申し出ください。
重要事項説明を受ける
売買契約に先立ち、宅地建物取引主任者が、買主様に対して、これから購入される物件とその取引にかかわる内容について書面をもって説明します。これを「重要事項の説明」といいます。買主様にしっかりと内容をご理解いただくために、複雑な内容もわかりやすく丁寧にご説明いたします。
重要事項説明書の主な内容
- 購入物件に関するもの
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- 物件の所在、面積
- 登記簿に記載されている権利関係
- 都市計画法や建築基準法などの法的制限
- 敷地と道路との関係、私道の有無
- 生活関連施設(水道・排水・電気・ガスなど)の状況
- 管理形態や共用部分の内容など(マンションの場合)
- 契約等に関するもの
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- 手付金や売買代金以外に必要な費用の金額と支払い時期
- 契約解除や契約違反となった場合の規定
- ローンに関する事項
- その他買主が知っておくべき重要な事項 など
売買契約を締結する
売買契約の締結により、買主様には売買代金の支払い義務が、売主様には物件の引渡し義務が生じます。
万が一、契約後に購入をキャンセルしようとすると、手付金の放棄や違約金の支払い等のペナルティーを課されます。
それを防ぐためにも、契約書の内容についてご不明な点等があればその場で担当エージェントにご確認いただき、十分ご理解いただいたうえで署名・捺印をしていただくことが大切となります。
契約時に必要なもの
印鑑 | 複数名義で購入される場合は全員の印鑑が必要です。 |
手付金 | 現金か預金小切手でご用意いただきます。 |
印紙代 | 売買代金によって異なります。 |
身分証明書 | 運転免許証、パスポートなど |
仲介手数料の 半額 | 契約時に半額を、決済・引渡し時に残り半分を申し受けます。 |