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欠陥住宅を見破る秘密兵器!

ついに手にいれました! 以前から欲しくて仕方のなかった秘密兵器をついに購入致しました。それは『赤外線サーモグラフィカメラ』です。一般の方にはなじみが無いと思いますが、物体から放射される赤外線を分析し、熱分布図として画像を映し出すカメラです。以前はかなりの高額商品で高嶺の花でしたが、今はそこそこのモデルなら頑張れば何とか手の届くお値段まで下がっています(それでも高解像・高性能のハイエンドモデルは今でも500万円近くしますが・・・)。何故、これが欲しかったと言いますと、建築物の診断・検査に非常に役立ち、欠陥住宅をあぶり出すことが出来る機械だからです

建築物については、そこを建てる職人の腕手抜きの有無に依る所が大きいのですが、表面だけ体裁を整えておけば、壁を壊さない限り壁内部の欠陥や手抜きは一般の人には全くわかりません。建築中の新築物件なら、第三者の立場の建築調査士を入れて設計どおり造っているかチェックすることもできます。ところが中古物件については殆どが建築時にどの様に造られているかを把握する事は難しく、中古物件購入前に高額の費用をかけて建築調査士を入れてチェックされる方はそんなに多くありません。そのため買ってから、こんなはずじゃなかったと後悔される購入者も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで購入前にこの秘密兵器(赤外線サーモグラフィカメラ)があれば① 壁の内側の断熱材が有無やいい加減な設置かどうかがわかる ② 雨漏りがわかる(雨降り直後の診断で)③ 壁・ドアからの空気の漏れの気密不良がわかる(省エネ対策) ④ 電気機器の過熱(オーバーヒート)がわかり、高熱発火による火事を未然に防ぐことが出来る ⑤ 壁の中の隠れた水漏れを発見する事が出来る ⑥ 壁の中の筋かい(補強柱)を確認する事ができ、設計図通りに作られているか確認できる・・・等々ができ、住宅の欠陥を見破ることが出来ます。昔は壁を壊して内部の状況を把握するしかありませんでしたが、これからは破壊で簡単に迅速に住宅の欠陥を見破る事が出来ます。

一生に1度か2度の家の購入ですので、欠陥住宅を買って後悔して欲しくありません。お客様には安心と安全をでお届けしたいと思っております。もちろん、この機械を使っての物件診断料は一切頂きません。不動産会社でここまでお金をかけて機材を購入している会社は全国にほとんど無いと思います。建築調査会社でもごく簡単な調査しかしない所は持っていないと思います。当社がここまでするのは、 お客様が『満足できる物件に出会えた!』と、喜ばれる笑顔が見たいからです!

この機械を使うことによってかなりの確率で欠陥を知る事ができますが、100%欠陥が見抜けるという訳でもございません。気になる方は物件購入前に建物診断の専門家のご意見も聞いて頂ければと思っております。